ガラス外装クリーニング業者が一同に会して、情報交換や作業の安全・技術を競うエクステリアクリーニングフェアがあります。ロープを下降する技術、空中で停止し作業する技術ロープを登る技術などが披露されます。
エコル(株)では、今まで最多の6回優勝しています。またアメリカのインターナショナル・ウインドウクリーニング選手権大会では準優勝を獲得したことがあります。
タイムトライアル 勝ち抜き男女混合戦
注)サッシの端より15mmの位置に境界線を設定し、その間をセイフティゾーンとする。セイフティゾーンに位置する拭き残しなどはペナルティとならず、審査対象外である。すなわち、境界線をオーバーし審査対象ガラス面に発生した①~⑧がペナルティとされ、審査の対象となる。
このホームページを見て、「何だ?ガラス拭き大会って」と思った方も多くいらっしゃると思いますが、1986年に第1回大会が行われ、ほぼ2年に一度の開催で今大会で第11回目を数えます。
ルールはごくシンプルで、大きさの決まった3枚のガラスをいかに"早く、美しく拭くか"で勝負が決まります。この勝敗を大いに決めるのがストロークと呼ばれる窓を拭く回数です。
いかに早く窓を拭くためには一枚当たりにかける時間を短縮するしかありません。水を切るスクイジーは30cmのものを使用するため、この30cmの幅を最大限に生かして少ないストロークで窓を拭くことが時間短縮のポイントです。
現在、大会でのストロークは4ストローク(一枚のガラスを4回で拭く)と5ストローク(一枚のガラスを5回で拭く)の二通りですが、最近の優勝者を含め多くの選手が4ストロークを採用しています。
そもそもこの4ストロークとは1992年頃に毎年アメリカで開催される、IWCA世界窓ガラスクリーニング選手権に松崎が参加した際、その4ストロークの正確さと美しさに衝撃を受け、松崎が翌年の日本大会に持ち込み、優勝したことがきっかけとなります。
4ストロークと5ストロークの違いを簡単に説明してありますので、そういった点からも競技を見ると、より興味をもって頂けると思います。
第1回大会 | 全国 | 1986年3月21日開催 | タイム23.32秒 | |
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第2回大会 | 全国 | 1987年5月3日開催 | タイム20.54秒 | |
第3回大会 | 全国 | 1989年4月29日開催 | タイム18.17秒 | |
第4回大会 | 全国 | 1990年11月7日開催 | タイム9.84秒 | 優勝者 松崎 美佐雄 エコル(株) |
第5回大会 | 全国 | 1992年6月11日開催 | タイム15.61秒 | 優勝者 松崎 美佐雄 エコル(株) |
第6回大会 | 全国 | 1994年9月21日開催 | タイム13.96秒 | |
第7回大会 | 全国 | 1996年9月25日開催 | タイム16.96秒 | 優勝者 松崎 美佐雄 エコル(株) |
第8回大会 | 全国 | 1998年9月29日開催 | タイム15.48秒 | 優勝者 菅原 恵一 エコル(株) |
第9回大会 | 全国 | 2000年9月27日開催 | タイム14.80秒 | 優勝者 清水 篤史 エコル(株) |
第10回大会 | 全国 | 2002年10月22日開催 | タイム14.10秒 | |
第11回大会 | 東京 | 2004年6月2日開催 | タイム16.85秒 | |
第11回大会 | 全国 | 2004年9月29日開催 | タイム16.79秒 | |
第12回大会 | 東京 | 2006年6月7日開催 | タイム17.26秒 | |
第12回大会 | 全国 | 2006年9月23日開催 | タイム19.54秒 | |
第13回大会 | 東京 | 2008年6月11日開催 | タイム14.08秒 | |
第13回大会 | 全国 | 2008年9月20日開催 | タイム20.38秒 | 優勝者 清水 篤史 エコル(株) |